海外旅行初心者へ イギリスのチップ事情
こんにちは!こみかんです!
今回は、世界各国のチップ事情第2弾ということで、イギリスのチップについてお話していきたいと思います!
一概にチップと言えど、国によってもチップが必要になるシーンが異なるのって、旅行者にとってはかなり煩わしいですよね。特に、日本ではチップの習慣がないからなおさらだと思います。
チップのこと何もわからないよという方でも、これを読めばイギリスでのチップの払い方はバッチリになりますのでぜひ最後までお楽しみください!
イギリスでのチップ
世界各国に広まっているチップですが、発祥は18世紀のロンドンだと言われています。
迅速なサービスを要求するときにウエイターに小銭を渡したのがきっかけで、「To Inquire Promptness」(迅速なサービスを要求する)の頭文字をとってTipになったそうです。
前回の記事でも紹介したように、アメリカでは、チップが従業員の給料の額にもつながってくるため渡すべきシーンが多くありましたが、イギリスではアメリカほど頻繁に払わなくてもいいですし、もともとサービス料に含まれていることも多々あります。
アメリカと比べたら、チップを渡すシーンは少ないと言えども、渡すべきシーンがあるのは事実です。
では、ここからはイギリスでチップを渡すシーンをご紹介していきます。
イギリスでチップを払うシーン
1、飲食店
チップを払う場合は、合計金額の10~20%程度。ポンドの端数を切り上げて、きりの良い金額で払うことが多いみたいです。
チップの払い方としては、チップ以外をカードで払って、席を立つ際にチップを席に残していくのが一番スマートな払い方です。
もし、チップもカードで払いたいのであれば、レシートのTotalの欄にチップを含めた金額を記入しましょう。
ただ、最近はレストランにおいても、サービス料として料金に先に加算されてある場合もあるので、レシートをチェックしましょう!「gratuities」 「service charge」の文字の横に金額がすでに記載されていればチップは不要です。
チップが必要な飲食店
・高級レストラン
・パブやバー(レストランのように料理を提供してもらう場合)
チップが不要な飲食店
・カフェ
・金額が10ポンド以下のカジュアルなレストラン
・パブやバー(飲み物だけの提供)
チップを払う必要のない店でも、レジの近くにチップを入れる箱がある場合があります。接客がよかった場合、ここにお釣りの小銭をいれるといいです。
2、ホテル
ポーターに部屋に荷物を運んでもらったとき、ルームサービスを受けたときなど基本的に、自分の部屋に出向いてもらったときに渡すようにしましょう。
渡す額としては、1~2ポンドくらいです。
ベッドメイキングへのチップは基本不要ですが、必要以上に汚してしまったときなどは心づけとして置いておいてもいいでしょう。
ホテルでは、少しの金額をすぐ渡せるように事前に1ポンドや50ペンスを用意しておくとスマートです。
3、タクシー
基本的には不要ですが、支払金額にチップを加え、きりの良い金額になるように渡すのが一番手っ取り早くスマートです。
例えば、請求金額が8.9ポンドなら10ポンドを渡して
「おつりは取っておいてください」=”Please keep the chenge."と伝えましょう
ちょうどいい金額がなく、お釣りをもらいたいときは、お金を渡すときに支払いたい金額を伝えます。20ポンドを渡して
「10ポンドにしてください」=”Please make it 10 pounds.”と伝えれば大丈夫です。
4、サロンやスパ
観光でイギリスを訪れた際に立ち寄ることは少ないかもしれませんが、イギリスのサロンやスパでのチップは不要です。基本的に代金にサービス料が含まれています。
さて、いかがだったでしょうか?これでもう基本は大丈夫です!
イギリスがチップの発祥地とはいえ、あまりチップに厳しくない国だと思います。
サービスに対するお礼という心持ちで渡すようにすれば問題ありません!
旅を思いきり楽しみましょう!!